昨日,1月30日に,私の博士論文公聴会が開かれました.
公聴会自体は2時間半の予定となっていました.
2時間半(150分)の時間配分は,発表100分/質疑応答50分と指導教授に言われていました.
発表はほとんどぴったりの100分で終了しましたが,質疑応答は予定を10分近くオーバーしました.
まぁ,別に質問に答えられなかったということではなかったので,和やかな雰囲気でした.
その直後に部屋を変えて学力審査という面接試験がありました.
これは主査副査あわせて3人の教授から,いろいろと論文の内容やそれ以外の工学全般について質問されるのですが,
うちの大学では,「博士号を取ったからと言っても,まだまだ自分の能力は足らない.もっと勉強し続けなければだめだ」
と思い知らせるために,思いっきり受験者を凹ませるものだと聞いていました.
実際,副査になっていただいた私のいる研究室の次席教授からはいろいろと質問されました….
ま,一応無事に終了したといってもいいんじゃないでしょうか.
居酒屋での打ち上げでは指導教授に
「うん,いい公聴会だった.あれだけいろいろ質問や議論ができたのは,皆退屈せずに最後まで聞いて,中身を理解できたからや.」
と言われて,ほっとしました.
公聴会には,会社から5名も参加いただけましたし,学外の専門家として,はるばる遠い六ヶ所から来てくれたS博士,
翌日デンマークへ学会参加されるのに土岐から来てくれたN博士,他にも2.3人ほどのおそらく博士課程の学生と思しき方々,皆様ありがとうございました.
主査,副査,副審査委員の5名の博士後期課程教授の皆様にも心からお礼を申し上げます.
さて,公聴会の準備でばたばたしていて更新ができませんでしたが,公聴会準備について明日以降少しずつ書いていこうと思います.