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Archive for 2007年12月

暮れのご挨拶

色々あった今年ももうすぐ終わろうとしています.
私にとっては今年は
1,本格的に自転車に乗り出した.
 1-a,ロードバイクを購入
 1-b,琵琶湖(北湖)一周敢行
2,病状が改善されて,投薬も無くなった
3,来年からの博士号取得へのチャレンジを開始した
という大きな意味のある一年でした.
 
さまざまな方々に色々とお世話になりました.
この場を借りてお礼申し上げます.
来年は,本格的に博士号取得へ向けて動き出します.
その節々での情報は適宜アップしていきたいと思います.
それでは皆様,(ちょっと早いですが)良いお年をお迎えください.

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中整備

今日は久しぶりに自転車を整備した。
ただし、ロードバイクじゃなく、普段乗りに使ってるクロスバイク(GIANT ESCAPE R3)の方。
最近、ペダルを踏み込むとチェーンが「ガクン!」ってなることが多くなった。
片道1.5km位の間に多いときで20回以上。
チェーンが微妙に伸びたのか、ディレーラーの位置がずれたのか、
はたまたスプロケットやチェーンが汚れすぎたせいなのか?
とにかく駆動系を中心に整備しました。
 
まずはフレーム全体の汚れを落とし、続いてリアの8枚スプロケットを掃除。
しかし、しばらく清掃をさぼっていたので汚れがなかなか取れない。
意を決して、今日はスプロケットをはずすことにした。
スプロケットはずしは実は初体験。
まずはリアホイールをはずしてから、スプロケット外し用工具でスプロケットの留め具を外す。
最初の2枚を外したあとは、6枚が一体化していた。
これもバラバラにして一枚ずつきれいにしていった。
やっぱりバラバラにすると掃除はすごく簡単だった。
 
きれいにしたスプロケットをきちんと組み上げて、ホイールに取り付け、
そのホイールを自転車に取り付ける。
さらにチェーンもきれいに拭き上げてシリコンオイルを塗ったところで雨が降り出した。
 
それまでは、ちょうど家の外(=アルバムの写真の場所)で作業していたけど、
あわてて玄関の中に自転車を持って入り、調整を続けた。
リアブレーキの調整とフロントのディレーラー調整で一旦終了。
試しに乗ってみるとすこぶる快調。
なので本日の整備はここで終了。
 
結局、フロントディレーラーの位置が悪かったのか、リアスプロケットの汚れが酷すぎたせいなのかはっきりしませんが
まぁ、走りがすごく軽くなったのでよしとしましょう。
スプロケット外しという新しいスキルも手に入れられましたしね。
 

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今週の実験は

社内での実験がなかなか進まない。
他の仕事と一緒にしているので、どうしても時間が限られてしまう。
さらに今は、次の実験用パーツの設計もしているのでさらに進捗が滞りがちになる。
 
それでも、今週の実験で判明した事を元に次の設計もほぼ終了したかな。
今年中にモックアップが出来るように業者が頑張ってくれることになった。
来年からうまくいけばいいのだが…。

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会社の同僚に,進学希望の話をした.
この同僚は,私と同じ仕事を分担して行っている人で,
来年から私が学生との二足のわらじを履くことになったら,結構迷惑をかけるかもしれない人だ.
だから,早い目に話を通しておこうと思って,今日進学希望の話をした.
彼には「悪い話じゃないからがんばれ」と言ってもらえたのは有難かった.

入試どころか事前審査の結果も出ていないが,そろそろ1通目の論文の準備に取り掛かろうかと思っている.
できれば入学前に準備して,来年度の早いうちに掲載されるようにしたい.
6月には,会社の開発関係で国際会議に参加する予定だが,この国際会議に提出する論文は査読ありなので実績を1つ会社の費用で稼ぐことが出来る.
あとは,9月に日本で開かれる国際会議(ここの論文もきちんとした論文誌の別冊になる)に参加できれば,博士論文に取り掛かれるんじゃないかなと考えている.
しかし,最近ちょっと実験がうまく行ってないんだよなぁ.
新しい装置を作らないといけないんだけど,会社が使っている業者が売り物の製造で手一杯なので,なかなか製作が進まない.
今日はその業者と製造方法や材質について打ち合わせをして,なんとか今年中には新しい装置を作れるように話を進めた.
納期回答は明日以降なんだが,うまく行って欲しいものだ.

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昨日,博士課程の指導を希望している教授と話をしていた.
常日頃,共同研究の件でよくコンタクトを取っているので,研究の話は持参した実験機材(昨日書いた学生への貸し出しパソコンとは別のもの)の説明くらいで,その後は雑談が多かった.
まぁ,私が学生時代から考えると,17年もお世話になっている先生なので,阿吽の呼吸みたいな感じでもある.
雑談では,ブログで読んだ社会人大学院生の話もした.
やはりこれから先の博士課程生活に不安がないわけではない.
というか,試験にも受かっていないのでまだまだ早い心配なのかもしれないが,それでも,(いやそれだからこそかも)いろいろと情報を仕入れている.
 ブログで多いのは,社会に出て数年で修士課程に進んでいる人の話.それも文系が多いような印象.
 博士課程の人の話もあったけれども,それは会社と二股と言う意味での社会人大学院生ではなく,一旦社会に出てから再びフルタイムの博士課程に進んだという人ばかりだった.
今までは,「論文博士」というシステムがあったので(今もあるがこれから廃止の方向)会社勤めを続けながらの人は論文執筆だけ(それでも大変ではあるのだが)で博士号を取っていたのでブログとかにはならないんだろうと思う.なので,どうしても私が考えているコースや生活とは違和感がある.
 そういう話を教授としていたら,教授の見解が面白かった.
教授曰く
「そういう人は,会社なりでステップアップしたいから大学院に行って修士なり博士を取ることが多いんだろう.
今の自分の状況が思っていたよりも良くないから,それを改善するために新しい資格なりを取ろうとしている.それに文系の人が多いだろう? 
あんたは別にステップアップしたいとか,もっといい会社に行きたいとかじゃないだろ?
今までの研究をきちんとまとめて発表したい,その論文が学位論文になるのであって博士号はその結果だろう?」と….
 確かにまぁ,もうちょっと給料が増えればいいなぁとかは思うけど,
今の会社で今の研究開発を続けるのか,他の超一流超有名企業で別の仕事をするかという二者択一なら答えは決まってるし….
もちろん仕事の上ではいろいろ嫌な事や腹立たしいことも多いけど,そんなのはどんな会社に行っても同じだろうし.
 まぁ,今のところの一番の心配事は,受験資格が与えられるかどうかと言うこと.
 受験しようとしている大学院は自分の卒業した大学の大学院なんだけど,じつは私,卒業に6年掛かってる.
これがネックになるだろうし,それを覆すほどの研究業績かどうか自信がない.教授には大丈夫だといわれてるんだけどね.
 前にも書いたけど,今回事前審査に研究業績として提出したのは
  学術論文(主にアメリカ物理学会の論文誌RSI)19通(主著2通),
  査読ありの国際会議proceedings 7通(主著1通)
  査読無しの会議proceedings 8通(主著3通)
  紀要・社内報等 4通(主著1通)
  学会口頭発表 30件(2件)
  特許が18件
博士課程では,在学中に学術論文を2,3通書かないといけないらしい
それに準ずるとしたら,学術論文の主著2通というのがちょっとつらいと思える.
査読ありの国際会議Proceedingsの主著1通だけど,実際にはこれはAbstract査読なので論文とはいいがたいし.
社会人で博士課程に進もうという同志の方々は,どれくらいの研究業績を上げてから進学してるのか,非常に知りたいところです.
このままだとほんと不安でしょうがないです.

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今日は共同研究先へ行って来ました。
この共同研究先で来年博士号を取りたいと考えています。
 
今、共同研究をしてくれている学生さんが、研究室にパソコンを持っていなくて
データ整理とかの効率が悪いみたいでしたので、
私の個人パソコンを貸し出すことにしました。
Northwood P4の2.4GHz メモリは1GB 40GBのHDD
OSはちょっと古いけど充分使えるWin2000。
半年くらい前に入手して自分で組み立てて動作確認したっきり放置していた。
確か2ヶ月ほど前にバルクの内蔵HDDのフォーマットにちょっと使ったと思うけど。
 
今日、研究室で電源を入れると…動きません…
色々調べた結果、HDDが壊れてました。
しょうがないので生協で140GBのHDDを買ってきて、セットアップを最初からしました。
いやぁ、時間掛かりますね、古いOSだとUpdateが…。
ほとんど一日仕事になってしまいました。
 
しかし、共同研究相手の学生さんがパソコンに詳しくないのが痛いなぁ。
そこから鍛えなきゃならないようですね。
 

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今日は共同研究の打ち合わせで昼から大学へ出張。
ついでに博士課程社会人選抜の事前審査関連書類を提出してきた。
 
事務室では、「事前審査?なにそれ?」と言う感じでバタバタしてたけど、
一応受け取って貰えた。
 
さて、来年には事前審査の結果が出る。
あの程度の業績で事前審査を通るかどうか不安だけど、
まぁ今更ジタバタしてもしょうがない。
とにかく次の論文の準備に取りかかります。
 

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 悩んでいてばかりでは前に進まないので,私なりの志望理由書を書いてみた.
 ネットで調べると,志望理由書と言うのは大体,
 1,進学の動機
 2,これまでの職務と関連付けた志望の理由
 3,今後の抱負
 と言うような内容で書くものらしい.
 前回書いたように,私はずっと同じ技術の研究開発をしてきて,それがそろそろ纏められそうなので博士課程に進んで学位論文として完成させたい,
博士論文を書けるだけの(いろんな意味での)準備は大体出来ているつもりだった.
なので,進学の動機を改めて見つめなおすのは良い経験だったと思う.
 
 内容を詳しく書くとかなり問題があるので伏字や省略がおおいが,私の志望理由書はおおよそ以下のような内容だ.
 
志望理由書
 志願者は一貫してXXXの研究・開発に従事してきました.その概要は以下の様に纏めることが可能ですが,
これまでに蓄積してきた研究内容,特にXXX物理に関する学術的研究内容を統合化し,体系づけるための論文完成の上で必要となる基礎知識を習得するため,
貴学大学院に進学したいと考えています.具体的にこれまでにも長期間に亘って共同研究等において深い関係を有するXXX教授にご指導いただくことを希望します.
 
 志願者は大学卒業後,XXX株式会社でXXX装置の開発に携わりました.これらの装置に使用されるXXXも,複数の方式での開発をしてきました.
そのうちのXXXは,貴学XX教授との共同研究の結果です..
その後,XXX研究所に出向しました.XX教授はXXX研究所と半永続的に共同研究を展開されており,志願者は間接的にXX教授の指導を受けたことになります.
この間の具体的な研究・開発項目は,(数項目省略)などです.
 この期間の主な成果としては,当時XXXで世界最高記録を達成し,国際プロジェクト用XXX装置の実現性を実証した事などです.
また,前述とは別の国際プロジェクトでも中心的な技術の進歩に大きく寄与しました.(このあたりかなり省略.実際には成果について詳細に述べている)
 元会社へ復向した後は,XXX機構の開発を経て,主力装置であるXXX装置担当の開発グループに転属し,前記主力装置の中心技術の研究開発をしています.
この研究開発の結果としてXXXという新製品を開発しました. 最近では,さらに他の技術の製品化をおこない,さらに貴学XX教授とともに完全に新規な技術開発を行っています.
以上のように,志願者の職務はXXXの研究・開発が中心で,これまでに述べてきたこれらの開発により,当該技術に関して他者が持ち得ない知見を蓄積してきたものと考えております.
 
 現在,志願者は新たな付加価値を有する機器の研究・開発を会社側から要求される立場にあります.
その中で,既存の物理では相反する要素を持つXXXの研究・開発を行う機会を得,その基礎理論について纏めうる段階に達しようとしています.
是非ともこの研究を単なる装置性能の向上検討に留めることなく,XXXの基礎物理と,そこから概観される根本原理を学位論文に纏めることにより,
研究成果を産業応用に展開するのみならず,広く社会の知的好奇心を満足する本質論として表して行きたいと考え,ここに志願するものです.
 
以上志望理由書終わり
 
 実際にはかなり詳細に記述しているし,読んだときの印象をだいぶ変えるように書き直している.最終的にはこの志望理由でA4一枚をほとんど埋めた.
さて,職務経歴書も書いたし(これは単に事実を書くだけなので簡単…と思う…),これまでの業績も纏めたので,あとは提出だけだな.
これで,事前審査に通ったら次は本番の入試の準備に掛からなきゃ.
 クリスマスも正月もなさそうだなぁ.

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