Wilier EVASIONを購入した日は、帰宅したとたんに雨、翌日は家の用事を済ませたところで再び雨…。
このWilierはライトもリフレクターも着けていない完全な昼間用自転車なので、仕事後には乗れない。
結局翌週の土曜(2007/7/21)まで乗れなかった。
土曜は朝から持病の月例定期健診。
それが終わってから家族と車で買い物に出かけて、帰宅したのは14時頃。
買い物忘れがあるし私が最近愛飲している無糖炭酸飲料も買ってないとのことで、リュックを背負ってWilierで出発。
ただ、ショッピングセンターまで往復したところでせいぜい5kmしかないので、隣町までの往復も追加した。隣町といっても琵琶湖の向かい側守山だが。
つまり、琵琶湖大橋を単純に往復するルートを追加した。それを追加しても往復10kmにもならないんだが…。
Wilierは、平地ではすごく走りやすい。まだ前傾姿勢に慣れていないので、首と肩が凝ってくるんだがそれ以外は踏めばきちんと走るし、路面からの振動も少ないし、何より軽い。ただ、FDがコンパクトクランクなので、坂道がちょっとしんどいかも。えっと、フロントアウターとフロントインナーの差が大きいので、足が疲れてきてフロントをインナーにした瞬間に軽くはなるんだがえらくスピードが落ちて、その分ケイデンスを上げる必要がある。これが疲れてきた足には結構つらい。まぁ、私がまだまだ初心者だという証明にしか過ぎないんだが…。
その日はそれくらいの単なる足慣らし。
翌日にようやく初の遠乗りをすることになった。
まず午前中に友人と二人で烏丸半島までポタリング。
この友人は自転車に乗るのが20年ぶりくらいとか云うことで、かなり危なっかしい。
それで、時速20km以下位で、ゆっくりと走っていた。
距離にして25kmくらい、時間にして1時間半、昼頃まで乗っていたので汗はたっぷりとかいていた。
シャワーを浴びてから15時に集合し、会社の同僚といつもの琵琶湖南湖一周。
今回は、23歳の後輩も初参加。
この後輩が一番いい自転車に乗っている。ピナレロのフルカーボンバイク:F3 確か自転車と諸々買って40万、この夏のボーナスがほとんど無くなったとか…。
近所の同僚Aは、新しくフラットバーロードを14万くらいで買ったばかり。
この同僚Aが前まで乗っていた韓国製パチモンクロスバイク(最初の所有者は私だが…)は、もう一人の同僚Bに譲っている。
結局、前回の3人はみんな新しい自転車に乗って集まったことになる。
琵琶湖大橋の横断からスタートしたが、やはり若くていい自転車の後輩は早い。すんなり35kmくらいで巡航している。
まぁ、私もその後をついて走ってたが、途中の橋の登りであっさりとちぎられてしまった。はぁ、もっと練習しなければ。
全体的にかなり速いペースで回ってたが、26km過ぎくらいでトラブル発生。後輩の後輪がバーストしてしまった。
チューブがざっくり裂けているだけでなく、タイヤそのものも裂けている。
さすがにこの状態ではチューブを交換してもいつまたパンクするか判らないので、とりあえず近くの駅までゆっくりと移動して、輪行して帰ることとなった。
残りの3人はそのまま流れ解散。
でも、私は残り12kmのうち10kmくらいを土砂降りの雨の中を走ることになってしまった。
家に帰ってからは体を拭くのもそこそこにEVASIONを拭き上げてたが、それにしてもかわいそうなEVASION…。
しかし、ドロップハンドルって結構、疲れるものですな。
前傾姿勢が強いので、頭を上げるための首と肩の筋肉がパンパンです、それと上腕三等筋と。
まぁ当日の夕方にはかなり楽になってたので、そのうちに慣れてくるでしょう。
EVASIONに乗った感想
とにかく軽い。最近のロードレーサーにしては若干重めなんだが、それでもすごく軽い。
またフロントとバックのフォークがカーボンなので路面の振動もかなり抑えられて乗りやすい。
あと、ある程度の速度から更にスプリントをかけるときにはものすごくいい出足だった。
初めてのロードバイクにしてはいい買い物だったのではないかと思う。
これなら、本当の琵琶湖一周もそのうちにできそうですな。